【先輩ママ解説!】授乳中のカフェイン摂取はOK?赤ちゃんへの影響は?

授乳中におすすめの飲み物
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「コーヒーを飲みたい!でも授乳中だから、赤ちゃんへの影響が気になって飲めない…」
「授乳中にコーヒーって飲んでも良いの?」
「授乳中に、カフェインの入った食品を摂っても大丈夫?」
そんな風に悩んでいませんか?
大切な我が子にもし何かあったらと思う気持ち、よく分かります!
私もそのひとりでした。
とはいえ、ママにも休息が必要。大変な育児中だからこそ、たまには好きなものを飲んでリラックスしたいですよね。

初めまして!今まさに第2子を母乳育児中のことこです!
当然のことですが、妊娠中から色んな制限の中で生活してきました。
ママだから我慢するべき?でも他のこともたくさん頑張っているから、コーヒーくらい飲んでストレス発散したい!と考えて、この記事を執筆致しました。

そこで今回は、授乳中にカフェインを摂取した時の赤ちゃんへの影響や上限量、コーヒーを飲むタイミングなどについて詳しくお伝えしていきます。
最後にはおすすめの飲み物も紹介しているので、是非参考にして下さいね!
貴重な授乳期を楽しく過ごせるお手伝いになれば光栄です!

筆者プロフィール

第1子に引き続き、第2子も完母で育児中ですが、本当はコーヒー、お酒、辛いものが大好き…

カフェインやアルコールなど、どんな風にとれば子供に影響が少ないのか、育児を楽しむためにもより良いリラックスタイムの作り方を追求しています!

 

1.カフェインの作用と赤ちゃんへの影響

まずは、カフェインの作用と赤ちゃんへの影響についてお伝えします。

カフェインは授乳中には注意が必要な成分としてよく言われていますが、決して有害なものではありません。カフェインの作用と赤ちゃんへの影響を正しく理解して、コーヒーなどカフェイン飲料を飲むか決めましょう!

1-1.カフェインの作用について

カフェインには、中枢神経を刺激したり、代謝亢進、胃液分泌、抗炎症などの作用があります。こうしたカフェインの作用は、適量の摂取であればメリットがありますが、過剰摂取するとデメリットの作用を起こします。

メリットとなる作用は

  • 頭がすっきりしたり、眠気覚ましになる
  • 中性脂肪の燃焼を促進
  • がんの予防になる

デメリットとなる作用は

  • めまい
  • 震え
  • 下痢
  • 吐き気、嘔吐

このようにカフェインの作用には、摂取する量によりメリットとデメリットがあります。眠気覚ましは昼間の忙しい時間にはぴったりな作用ですが、デメリットの作用は子育て中でなくても避けたいですよね。
リラックスやリフレッシュをするためには、適量が大切ですね。

1-2.赤ちゃんへの影響

中枢神経を興奮させるカフェインの作用により、カフェインを摂取すると、赤ちゃんの寝つきが悪くなったり、落ち着きがなくなったり、機嫌が悪くなるということが起こると言われています。

授乳中のカフェイン摂取が推奨されないのは、そんなカフェインが母乳を介して赤ちゃんに渡ってしまうためです。

ママが食べたものがダイレクトに母乳になるわけではありませんが、ママが摂取したカフェインのうち1%前後が母乳に移行します。
大人よりも少量のカフェインで、体の小さい赤ちゃんに反応が出てしまうことは、簡単に想像できますよね。
そのため、授乳中にはカフェイン摂取が推奨されないのです。赤ちゃんが寝つけなくなると、赤ちゃんも可哀想ですし、ママも大変ですよね…。
そういった負担のかかる事態を避けるためにも、カフェインは適量での摂取が必須ですね!

カフェインは適量を守ればメリットもたくさんありますが、過剰摂取をすると大人でも体調に異変が起こることがあります。
小さな赤ちゃんはもっと影響されますので、赤ちゃんが多量のカフェインに晒されないように、飲むものや食べるもの、それぞれの量に注意してあげたいですね。

2.授乳中のカフェイン摂取量の上限

授乳中だからコーヒーを飲んではだめ、カフェインを摂取してはいけないということではないんです!
カフェイン摂取量には上限の目安がありますので、ここでご紹介します。
カフェイン摂取量の上限を知れば、安心してコーヒーを楽しめますよね♪

結論からお伝えすると、コーヒーは1日の上限を300mlまでとしておくと安心と言えるでしょう。

授乳中のカフェイン摂取の上限について、現在の日本で定められている数値ではありませんが、諸外国では以下の提唱が行われています。

世界保健機関(WHO):1日300mg
カナダ:1日300mg
欧州食品安全機関(EFSA):1日200mg
豪州・ニュージーランド :1日200mg

参照:「カフェインの過剰摂取について」農林水産省

これらは全て外国の評価であり、日本人の体格やカフェインの代謝に必ずしも合致しているとは言えませんが、農林水産省等公的機関も、これらの数値を目安として注意を呼びかけています。

授乳中のコーヒーはカップ2~3杯までとよく言われますよね。
コーヒーは100mlあたり60mgのカフェインを含んでいます。カップ1杯150mlとすると、カフェイン量は2杯で180mg、3杯で270mgとなり、上記の外国の基準である200〜300mg以内に収まると考えると、「カップ2〜3杯」と提唱されているのも納得できますよね。
なので厳しい欧州の基準に合わせて、コーヒーは300mlまでとしておくと安心と言えるでしょう。

カップごとにサイズが違うのに、どのカップの2〜3杯なの?と、以前の私はよく悩んでいましたが、300mlと言われるとわかりやすいですよね!
授乳中のコーヒーは、欧州の基準で1日300ml以内になるように、お手持ちのマグカップの容量を確認して、目安にして下さいね。

1日に飲む上限を決めて、なるべく赤ちゃんへの影響がない範囲で、安全にリフレッシュしていきましょう!

3.コーヒー以外にも!カフェインが含まれる食べ物・飲み物

どの食品にどれくらいのカフェインが含まれているか一覧にしました。
「知らなくてカフェインを摂りすぎてしまったかも!」なんてことにならないように、何にどれだけ含まれているのかを知っておきましょう!

食品名 カフェイン濃度 抽出方法等
コーヒー 60 mg /100ml コーヒー粉末10g、熱湯150ml
インスタントコーヒー 57 mg/100ml インスタントコーヒー2g、熱湯140ml
紅茶 30 mg/100ml 茶5g、熱湯360ml、1分半〜4分
煎茶 20 mg/100ml 茶10g、90℃ 430ml、1分
ほうじ茶 20 mg/100ml 茶15g、90℃ 650ml、0.5分
ウーロン茶 20 mg/100ml 茶15g、90℃ 650ml、0.5分
玄米茶 10 mg/100ml 茶15g、90℃ 650ml、0.5分
コーラ 10mg/100ml
エナジードリンク 32〜300 mg 製品によって異なる
ピュアココア 10mg ココア5g
ミルクココア 微量
ミルクチョコレート 7mg /25g
ハイカカオチョコレート 21mg /25g

参照:食品安全委員会
   日本チョコレート・ココア協会

カフェインは、コーヒー豆や茶葉、カカオ豆などに含まれています。
そのため上記の食品にはカフェインが含まれているということになるんです!

コーヒーとチョコレートの組み合わせ、ティーブレイクに最高ですよね!私もたまに楽しんでいます。
ただ、どちらもカフェイン含有の食品なので、一緒に摂りたい場合は注意が必要です。

このようにカフェインを含む食品は色々あります。コーヒーの量だけ気にするのではなく、他の食品のことも考慮に入れることで、カフェインを摂りすぎないように気を付けられますね!

4.コーヒーを飲む時は授乳直後に!

コーヒーを飲む時は、カフェインの上限量以外にタイミングにも注意が必要です。
ここでは、授乳期にコーヒーを飲むベストタイミングについてお伝えします。
ベストタイミングについて知れば、安心してコーヒーを楽しむことができますよ!

コーヒーを飲む時は、授乳直後にしましょう!
カフェインは摂取後、30分〜2時間程度で血中濃度が最大となり、その後、効果が減少していきます。
赤ちゃんへの影響を最小にするため、カフェインの血中濃度が下がり始める2時間より後に授乳することが望ましいと言えます。
月齢にもよりますが、大体3時間おきの授乳だと考えると、授乳直後にコーヒー摂取、2時間以上空けて次の授乳、というのがベストタイミングです。
私も現在、生後4ヶ月の赤ちゃんを母乳育児していますが、コーヒーを飲んでから2時間以上空けて授乳するようにしています。
赤ちゃんの寝つきに、大きな問題は感じていません。
※カフェインの代謝は個人差が大きいので、お子さんの様子を見ながら調整して下さい。

赤ちゃんへのカフェインの影響を最小にするために、コーヒーを飲んだ後は、2時間空けてから授乳するようにしましょう!

授乳直後だと赤ちゃんも寝てくれたりしますよね♪そういう意味でも授乳直後のコーヒータイムはベストタイミング!コーヒーをゆっくり楽しんで下さいね。

5.カフェインが気になる時におすすめの飲み物♪

いざコーヒーを飲むとなると、量やらタイミングやら、色々気を付けないといけなくて大変だと感じられるかもしれません。
ここでは、そんな時におすすめのノンカフェインやカフェインレスの飲み物をご紹介します!
授乳して赤ちゃんが寝た隙に家事をしていたら、次の授乳まで2時間も空けられない!なんて時でも、ノンカフェイン・カフェインレス飲料なら、気にせずに休憩時間を取ることができますよ♪

カフェイン0!ノンカフェインの飲み物

カフェインが全く入っていない飲み物を、ノンカフェインといいます。
カフェインを一切摂りたくない!という方はこちらがおすすめです!

ひとくちに「お茶」と言っても色々ありますね!
上記に挙げたお茶は、カフェインを含有する茶葉を使わないものなので、ノンカフェインです。妊娠中から飲んでいる方も多いと思います♪
カフェインは茶葉に入っているため、「茶葉を使っているものがカフェイン入り」と覚えておくと分かりやすいかもしれません!

カフェインレス(デカフェ)コーヒー

カフェインレス(デカフェ)はカフェインを90%以上除去したものを指しています。

カフェイン摂取量の上限である200mgには2~3杯では及ばないようにできているものが多いので、多少味が違っても気にせず飲みたい!少量のカフェインは気にしない!という方におすすめです!

ネスカフェ(NESCAFE) ゴールドブレンド カフェインレス

 

自然な水の力で、カフェインを97%除去。
ネスレの厳しい品質検査によって、厳選されたコーヒー豆だけを使用。
インスタントなので、忙しいから手軽に飲みたい!という方におすすめです♪

UCC おいしいカフェインレスコーヒー スティック

 

たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2023で、カフェインレスコーヒー部門1位に選ばれたコーヒー。
カフェイン90%以上除去。
スティックタイプなので計量不要!忙しいから手軽に飲みたい!という方におすすめです♪

ドリップコーヒーファクトリー

 

薬品を一切使用しない「スイス・ウォータープロセス」で、カフェイン残存率0.1%以下!
しかも5種類の飲み比べセット!お気に入りを見つける楽しみもあります。
ドリップバッグで、手軽に本格的なコーヒーを楽しみたい方におすすめです♪

 

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こちらもドリップバッグなので、手軽に本格的なコーヒーを楽しみたい方におすすめです♪

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豆の状態で購入でき、より本格的なコーヒーをじっくり楽しみたい方におすすめです♪

コーヒーが好きだし飲みたいけど、赤ちゃんへの影響が気になって飲めない…そんな時でも安心してリラックスタイムを楽しめる、おすすめの飲み物をご紹介しました。
カフェインレスコーヒーにも色々と種類があり、コーヒー豆のように比べてみるのも楽しそうですね。

6.まとめ

この記事では、授乳中のカフェイン摂取と赤ちゃんへの影響についてお伝えしました。
ポイントとしては、

  • カフェインにはメリットとデメリットの作用がある
  • カフェインの大量摂取は、母乳を介して赤ちゃんに影響を及ぼす可能性がある
  • 授乳中のコーヒーは、1日300mlまででやめておく
  • コーヒーを飲む時は授乳直後
  • ノンカフェインやカフェインレスという選択肢もあります

となります。

授乳中でも、量やタイミングに気を付ければ、コーヒーを楽しむことができます!
また、コーヒーの代わりとなるお気に入りを見つければ、楽しみの幅を広げることができます!
睡眠時間も食事もトイレに行くタイミングも、赤ちゃんが優先で気を抜けない毎日を送られていることと思います。
でもそんな大変な時だからこそ、リラックスする時間を意識して取ってほしいんです。

ママの笑顔が赤ちゃんの幸せ!

赤ちゃんとご自身のために、是非リラックスタイムを持って下さいね♪

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